8日に東京Vが公式SNS各媒体で公開した動画が話題になっている。プロレス愛好者として有名なGK柴崎貴広選手が、10日18時30分キックオフの上位決戦、東京V対松本に向けてコメントしている動画だ。
とある練習場のロッカールーム、広報スタッフが柴崎選手にこう声をかけるーー。「9月3日、松本山雅FCのファン感謝デーで松本のGK村山智彦選手が『1万人のサポーターが味スタに』と呼びかけていたそうなのですが…。それに2階席も開けろ、と」。それに対して、プロレスの煽り映像のように柴崎は言い返す。「サポーター、1万人もいるんですか。すごいですね。2階席からヴェルディの勝利を見に来るということで、素晴らしい思います……(ニヤリ)」。
この相手を挑発するような発言、もちろんクラブの演出に柴崎が応じた形ではある。「言われてやったことではあります。でも…話したことにウソはないです。勝つことしか考えていないし、勝つためにやっている」(柴崎)。また、相手のブーイングが多ければ多いほどモチベーションになるタイプの選手であることを自認しており、「1万人のブーイング、最高です」という動画内の発言も真実だ。
ここ6試合でわずか3失点の守備を最後方から支えている柴崎は、普段からサポーターを大事にする、相手へのリスペクトも忘れない温厚な性格の持ち主だ。ただ試合になれば、ひたすら東京Vの勝利のために戦う男と化す。他会場の結果いかんでは、勝てば3位まで浮上できる一戦で、東京Vの守護神がゴール前にカギをかける。
【VERDY TV】松本山雅FCのファン感で村山選手から飛び出した味スタ1万人動員の呼びかけ。これを受けて、ヴェルディの守護神が熱く煽る⁉︎※プロレスの煽りを意識した演出としてお楽しみください。#verdy #柴崎貴広 #yamaga #ゴール裏を緑に染めろ #DAZN pic.twitter.com/jF41VQdIqd
— 東京ヴェルディ公式 #緑パートナー募集中 (@TokyoVerdySTAFF) 2017年9月8日
(東京V担当 田中直希)
2017/09/10 12:45