28日、代表遠征に参加していた高橋秀人と権田修一がチーム練習に合流した。
W杯行きが決められなかったことについて、高橋は「チーム全員が悔しさいっぱいで帰ってきた」と振り返ったが、「サッカー選手としては大きなキャリアを積めた」と話し、「国を背負ってヨルダンの代表は戦い、2位に浮上した。ヨルダン国民が試合後に手を合わせて祈っている姿を見て、サッカーの世界は厳しいものだなと再確認した」という。
権田も出場機会はなかったが、ベンチの最前線で声を張り上げ、ともに戦ったことについては「あそこにいる以上、戦うことは普通。逆に、Jリーグのベンチがあれくらいになっているか? と思ってしまう。座って見ているシーンもよく見ますから。チームの一員として戦うことはやるべきことだし、大事なこと」と見解を述べた。
「次が大事」。二人は30日の横浜FM戦に向けて気持ちを切り変えている。
(FC東京担当 田中直希)
2013/03/28 19:23