勝ち点差1の3位・川崎Fとの『神奈川ダービー』が組まれており、MF齋藤学はこの一戦に並々ならぬ意気込みを見せている。今季はここまでまさかの無得点と沈黙を続けているが、チームの得点に絡む機会は多く8アシストを記録している齋藤。迎える大一番でもゴールに絡む仕事を求められるが「得点したいけど、チームが勝つことが一番大事」と自然体を貫く。
しかしながら齋藤自身にとって重要なゲームになることは、誰よりも本人が理解している。「ブラジルW杯が終わって、ロシアW杯ではピッチに立ちたいと強く思った。でも自分は予選のピッチに立てなかった。ただ、チャンスがないわけではない。ここからの1試合1試合でMAXを出すことが、来年のロシアにつながる」。
トリコロールで結果を出し続けることが、日の丸への近道となる。
(横浜FM担当 藤井雅彦)
2017/09/08 18:23