20、23日に行われたナビスコカップの2試合で、ターンオーバーを敷いて新戦力を積極的にテストした鳥栖。23日の名古屋戦で出場した小林久晃も「メンバーを変えても個人的には力が落ちる感じはしなかった。チームにとってプラスになったんじゃないか」と手ごたえを感じていた。現在、リーグ戦では3試合を消化し、6失点と“堅守の鳥栖”らしからぬ数字になっているだけに「練習から1本1本にこだわってやっていかないと」と小林も守備の立て直しに意気込んでいる。30日の試合は磐田戦。“前田遼一のジンクス”(そのシーズンの初ゴールを決められたチームは降格する)にも注目が集まっているが、「誰であっても失点はしたくないし、失点すればシーズンが終わるまで取り上げられるだろうから絶対に失点したくない」と小林は語気を強めていた。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2013/03/28 18:45