24日は清水の小林伸二監督、57歳の誕生日。練習後にはチームスタッフがケーキを運び、厳しいトレーニングから一転、お祝いムードに。ただ、小林監督は大分時代に、「キャプテンが『相談がある』というから、『どうした?』と言ったら後ろから羽交い締めにされて、卵とメリケン粉をかけられたことがある」と衝撃的な経験をしたようだ。今回は選手のウォーターシャワーのみだったが、背後を警戒しながらケーキを受け取ることになった。
また、この日は報道陣もケーキを準備していた。記者室に現れると、ケーキを見るなり、「キウイだね!!」と笑顔を見せる。このケーキは、常日頃から指揮官が「9位以内を目指さなアカン」と口にしているため、「9位」と「キウイ」をかけたもの。実家が「西洋和菓子処コバヤシ」を経営しており、ケーキを扱うことに関してはまさにプロ級の指揮官。ナイフで自ら取り分け、頬張った。
57歳の目標は「9位になること」のほかに、「長く続けること」。清水を9位以内でフィニッシュさせることで、「東京オリンピックまでは現場で仕事をしていたい」という目標も達成することができるだろう。
文・写真:田中芳樹(エルゴラッソ清水担当)
(清水担当 田中芳樹)
2017/08/25 07:16