田坂和昭監督は今節対戦する柏の攻撃の要、レアンドロ・ドミンゲスについて「現在のJでもトップ中のトップ。個で抑えられるほど簡単ではない。ほかの選手も能力が高いので、しっかりと組織で守らなくては」と警戒した。
一方の大分も、新戦力のロドリゴ・マンシャが徐々にフィット。マンシャ自身もブラジルでレアンドロ・ドミンゲスと対戦したことがあるそうで、「彼は素晴らしい選手。日本に来てパワーアップしている。彼からボールを奪いたい」と意気込んでいる。
いっそマンマークさせちゃえば、と思うのが世の常だが、田坂監督はナビスコカップ第2節に続き今節も「そういうサッカーをするのはつまんない」とバッサリ。「あくまでもわれわれのサッカー、攻撃的なスタンスを変えるつもりはまったくない。マンツーマンでガチガチに固めてスキあらばカウンターというのは、見ていてもやってても楽しくない」と徹底的だ。
大分の組織が太陽王をどう抑えるか。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2013/03/28 17:43