24日に第一子となる愛娘を授かった千葉のFWラリベイ。前節・金沢戦が22日にホーム・フクアリで開催されたため、24日はオフ。「試合日と出産日が重ならなかったのは運が良かった。試合の終わる時間を待ってくれていた。良い子だね(笑)」と感動の出産に立ち会えたことに目を細めた。
その金沢戦では決勝点となった先制ゴールで勝利に貢献。夫人の出産が控えていたため、「互いの両親も観戦に来てくれていたので、決めることができて良かった」と家族の前での“前祝い弾”を見せることもできた。
ここ5試合で7得点。出産が近づくとともにゴール量産態勢に入ったアルゼンチンの大砲はネットを揺らすたびに、夫人とまだお腹にいた娘にゴールを捧げ続けてきた。次の10得点目ではゆりかごダンスが期待されるが、「パフォーマンスをどういうふうにするかはあとで考える。ゴールを取って、チームが勝つことが最優先。個人的にもチームも調子は良いし、フィットしている感じもある。これからもっともっと良くなっていくと信じている」ときっぱり。公私ともに充実する背番号9がいよいよ覚醒のときを迎えている。
(千葉担当 大林洋平)
2017/07/27 18:41