神戸に新加入した元ドイツ代表のFWルーカス・ポドルスキが、22日開催の仙台とのプレシーズンマッチに出場する。ネルシーニョ監督は前半45分の出場を明らかにし、リーグ後半戦での巻き返しを期すチームのさらなる連係向上を目指すことになる。
仙台戦への最終調整を終えた21日、ポドルスキは「練習試合ですが、最初の試合はいつもプレッシャーがあるのは当然ですが、楽しんでプレーしたいと思います」とし、仙台戦へ向けてのはやる気持ちを伝えていた。
6日に来日し、盛大な歓迎を受けたポドルスキ。翌7日には早速チーム練習に合流し、時差ボケが残る中でコンディションの強化、日本特有の暑さに慣らすアプローチを続けてきた。チームが12日の天皇杯3回戦・金沢戦を戦った際は、居残り組での練習に参加。さらに、翌日以降、金沢戦に先発出場した選手がオフとなる中、少ない選手とともに炎天下の練習場で、体中から汗を流しながらハードに自身を追い込んだ。
ポドルスキは「チーム練習はそれほど多くなかったのですが、暑さにもチームの雰囲気にも慣れてきて良い感じです」とし、日々の向上を実感。そして、「チームメートとたくさんコミュニケーションを取ってリーグ戦に向けて良い準備のできる試合にしたいと思います」と続け、日本での初実戦となる仙台戦に闘志を燃やした。
勝ち点数で出遅れたリーグ前半戦だが、後半戦の初戦だった第18節・仙台戦に3-0と快勝した神戸。同じく新加入のFWハーフナー・マイクはコンディションを考慮してこの試合の帯同は見送られたが、チームはここから巻き返しへの戦闘モードを本格化させていくことになりそうだ。
写真・小野慶太(エルゴラッソ神戸担当)
(神戸担当 小野慶太)
2017/07/22 12:50