新潟は28日、聖籠町のクラブハウスで、ブラジル人FWドウグラス・タンキとDF大武峻の加入内定会見を行った。
タンキは「僕の特長はポストプレーと、シュートを含めて得点に絡むプレー。チームをこの状況から浮上させるために呼ばれたと思っていますし、その役割をしっかりと果たしたい」とコメントした。15年はJ2群馬でプレーし、4試合出場1得点。16-17シーズンはメキシコ2部カフェタレロス・デ・タパチューラで28試合に出場して、10得点を挙げている。タンキは2度目のJリーグでのプレーについて「新潟という偉大なチームに加入できてうれしく思うし、何とかJ1に残さなければいけない。目標は10得点」とした。
また大武は、出場機会を求めて名古屋から完全移籍で加入。今季、J2名古屋でリーグ戦出場1試合にとどまっていた。「J1残留争いをしていると、失点が多いチームはどうしても厳しい状況に置かれる。失点しなければ勝ち点1は取れる。その失点を少なくするのが僕に求められている役割」とJ1残留の力になる意気込みを語った。
移籍登録期間が7月21日からになるため、出場できる最初の試合は7月30日のJ1第19節・FC東京戦となる。それまでの1カ月間でまずはコンディションを上げ、ポジション争いに絡んでいくことになる。
(新潟担当 野本桂子)
2017/06/29 19:07