天皇杯2回戦で敗退した仙台が、中3日で迎える明治安田J1第16節・C大阪戦に向けて気を引き締めている。
仙台は21日にユアテックスタジアム仙台で開催された天皇杯2回戦で、茨城県代表の筑波大に2-3で敗戦。2年連続の初戦敗退という、不名誉な結果に終わってしまった。渡邉晋監督は試合当日にクラブハウスに戻ってクラブ側と話し合い、翌日付で公式インスタグラムにてメッセージを公開。サポーターへ謝罪するとともに、中3日で同じホームで行われるC大阪戦に向けてサポーターの力を求めた。一方で21日夜のうちに、次の試合に向け、各種映像分析や選手の状態確認などを進めた。
22日の練習を前に、監督はチームに「負けたのは事実だ。しかしもうひとつ、3日後にC大阪戦がある、というもうひとつの事実がある。負けた事実は受け止め、プロとして、いつまでも引きずらずに次への準備をする。もうひとつの事実に向かって動き出そう」と呼び掛けた。
これを受けて富田晋伍主将(写真)が「天皇杯で負けてしまったあとですが、ホームですし、勝ち点3を取るということをサポーターに向け意思表示し、結果で示したい」と語気を強めたように、選手たちはC大阪戦に向けて気を引き締め直した。現在、リーグ戦4試合で負けのない仙台は、強敵・C大阪相手に、ホームゲーム3連勝を目指す。
写真:板垣晴朗
(仙台担当 板垣晴朗)
2017/06/23 19:59