磐田の川又堅碁は16日、明治安田J1第15節・浦和戦での勝利に向け、先制点の重要性を口にした。
川又は前節・G大阪戦(3◯0)で2ゴールを挙げ、勝利に貢献。J1通算得点を『49』に伸ばし、節目の50点目にあと1点と迫っている。しかし、このストライカーは自身の活躍よりチームの結果を優先する。
「(50得点は)どうでもいい。それよりここで勝てたら大きいし、そのためにも先制点がすごく重要になる」
G大阪戦では粘り強い守備から鋭いカウンターを発動した磐田。川又もその点に触れつつ「1点入るとチーム全体が気持ちよくプレーできたり、守備の面でも一歩がより出ると感じる」と語っている。そうした戦いを、今節も継続したい。
先にスコアを動かせれば、埼玉スタジアムから勝ち点3を持ち帰ることも不可能ではない。川又は自身の得点には固執していない。だが勝利のためには、やはり彼の爆発が求められる。
(磐田担当 青木務)
2017/06/16 20:09