開幕戦から第5節まで、全試合に先発出場している住田貴彦。本来はFWだが、今季は中盤の右サイドで起用されており、少しずつ慣れてきたようだ。それでも本人は「もっと自分のサイドからチャンスメイクしたいし、前線のポジション争いは激しいので、得点に絡む仕事を続けたい」と、さらなる活躍を誓っている。
第6節の相手、長崎のスタッフには、昨季まで鳥取でコーチを務めていた中村有ヘッドコーチと、三好毅典GKコーチがいる。特に中村コーチからは、厳しい指導を受けたという。
「試合に出ることになれば、成長した姿を見せたい。自分がガツンと点を取って、チームの勝利に貢献したい」(住田)。
鳥取は第3節以降、岡本達也(第3節・水戸戦)、奥山泰裕(第4節・千葉戦)、田中雄大(第5節・栃木戦)と、3試合続けて古巣相手にゴールを決めている。もっとも長崎は住田の古巣ではないが、ここで決めれば、形は変われど『恩返しゴール』となる。4試合連続なるか?
(鳥取担当 石倉利英)
2013/03/27 18:06