練習に励むパク・チャニョン(左)。前節のJ初得点を受け、2試合連発にも意欲を見せている
前節・京都戦で、DFパク・チャニョンがJ初ゴールを決めた。58分、左CKからのボールを高い打点で合わせるヘディングシュート。山口はこの同点ゴールで引き分けに持ち込んだ。
得点シーンについて、「相手はゾーンで守っていた。闘莉王選手の後ろのところは強いと聞いていたので、ニアをねらっていた。コヅくん(小塚)のボールがよかった」とパク・チャニョン。CBながら、この試合で放ったシュートが両チーム最多の5本だったことを聞き、「本数はあまり覚えていなかったので『そんなに打ったかな?』とビックリした」と笑顔を見せる。
守っては、京都のFW田中マルクス闘莉王とマッチアップする機会も多く、高身長を生かして力強く競り合った。上野展裕監督は「ポテンシャルは高い選手。これまで経験が足りなかったが、試合を重ねるたびに成長している」と高く評価する。
彼の同点ゴールによって連敗を『3』で止めた山口。次節・群馬戦は勝利して浮上のきっかけをつかみたい。パク・チャニョンは「チームのことも自分のことも、ちゃんと準備をすれば良い結果が出ると思う。群馬戦でも点を取りたい」と意気込んでいる。
写真・田辺久豊(エルゴラッソ山口担当)
(山口担当 田辺久豊)
2017/05/16 17:47