平岡康裕が、仙台移籍後初めてとなる“古巣戦”を心待ちにしている。
平岡は16年に清水から期限付き移籍で仙台に加入。今季から完全移籍し、3バックの中央でプレーを続けている。リーグ戦ではチームとして複数失点が続いている中で「攻めているときのカウンター対策、時間の使い方、すべてをしっかり詰めたい」と、30日の明治安田J1第9節・清水戦に向け気合いを入れている。
清水とは26日のJリーグYBCルヴァンカップ第3節(3○1)に続き、30日のJ1でも戦う。平岡はルヴァンカップのほうには出場しなかったため、リーグ戦に出場すればこれが仙台に移籍してからは初の“古巣戦”となる。
今回の会場は、IAIスタジアム日本平。平岡は札幌に期限付き移籍していた08年J1第24節に対戦相手として当地を訪れたことはあるが、そのときは出場機会がなかった。2回目となる今回の日本平行きについて「こういった形でアイスタに行く、そのときが楽しみです。そのピッチに立ったら、自分は仙台の一員として精一杯のプレーをしたい」と出場を目指す。
26日には、ユアテックスタジアム仙台を訪れた元チームメートとも少し話したという平岡。「(清水は)カウンターからの得点源となる選手が多いチーム。しっかり対策をしたい」と、30日の対戦に向け、気を引き締めていた。
なお、日本平は平岡が清水時代のJ1第6節にJ1初ゴールを決めた場所であり、そのときの相手は仙台だった。
(仙台担当 板垣晴朗)
2017/04/27 18:28