長崎の幸野志有人が奮起を誓った。
前節・福岡戦では6試合ぶりに先発から外れ、ベンチスタートとなった幸野。結局、出場機会が巡ってくることはなく、インフルエンザの影響で欠場となった開幕戦を除けば、今季初めて出場機会を得られなかった。
「チームにとって欠かせない選手だったら試合に出ていたと思うし、そういう選手になれていないということ」と幸野自身も話したが、そこには悔しさもにじませていた。しかし、悔しい経験を味わったからこそ、すでに気持ちも切り替えている。「欠かせない選手になっていくには得点やアシスト、目に見える結果が必要だと思うのでそこは一番、意識してやっていきたい」と自分の地位を確立するため、そして、2試合連続無得点と苦しむチームを救うために結果へのこだわりを強く見せた。
「違いを作るのが自分の役割だと思う。シンプルにやるところと自分のクリエイティブな部分を出すというところをバランス良くやっていきたい」
チーム屈指のテクニシャンが3試合ぶりの得点と勝利を長崎に呼び込むキーマンであるのは間違いない。
写真:杉山文宣
(長崎担当 杉山文宣)
2017/04/20 19:40