NDスタで行われる今日15日の山形対東京Vは、同世代対決が見どころの一つとなりそうだ。
東京Vの主将であり、右CBを務める井林章は言う。「山形は瀬沼(優司)、阪野(豊史)と同世代が多い。負けたくないですね」。広島皆実高、関西学院大でプレーした1990年世代の井林は、阪野、瀬沼、そして瀬川和樹、栗山直樹ら関東の大学でプレーしていた山形の同世代とは「あまりプレーしたことはない」というが、それでも同い年へのライバル意識は強いようだ。
3バックの中央でプレーする畠中槙之輔(写真)も、同世代とのプレーを楽しみにしていた。シャドーの一角でプレーする汰木康也(横浜FM.Y→山形)がそうだ。東京Vアカデミー育ちの畠中にとって、“マリノスの汰木”は「小学校のときから知っている」存在。高1のときの神奈川県国体選抜や、NEXT GENERATION MATCHのJリーグ選抜でもともにプレーし、「仲が良くて、いまでもご飯を食べに行く仲」らしい。そしてもちろん「負けたくない」。
元東京Vの南秀仁が負傷離脱中というのは残念だが、楽しみなマッチアップは多い。特に、東京VのDF陣と山形のアタッカー陣の間では、火花散るバトルが繰り広げられそうだ。
(東京V担当 田中直希)
2017/04/15 07:47