鳥栖は25日、鹿屋体育大との練習試合を45分×3本で実施した。
リーグ戦が中断期間に入っていることもあり、コンディションに問題のない選手たちをすべて起用。ほとんどの選手が65分以上プレーした。スコアは3本合計で3-1の勝利。得点者はDF吉田豊、FW豊田陽平、FWチョ・ドンゴンとなっている。
鳥栖にとって明るい材料となったのはFW小野裕二(写真右)の実戦復帰だ。J1第2節・川崎F戦の前半に足を痛めて途中交代。それ以降、離脱が続いていたが、順調な回復ぶりを見せ、この日、負傷後初めての実戦をこなした。インサイドハーフで約65分間プレーし、再三のスプリントを見せるなど強度の強いプレーもしっかりとこなした。マッシモ・フィッカデンティ監督も「小野は良い状態にあると思うし、(試合出場について)大丈夫だと思う」と復帰を喜んでいる様子だった。
リーグ戦では黒星が一つ先行している状況だけに、来週末のFC東京戦は重要な一戦となる。鳥栖にとっては小野の復帰という明るい材料を得ることができた練習試合だった。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2017/03/25 19:44