前節・千葉戦を3-1で勝利し、Jリーグ参入から初めてとなるホーム開幕戦での白星を得た松本。チームをけん引するMF田中隼磨が決めた、左足での先制弾も見事だったが、後半開始直後のCKからFW高崎寛之が叩き込んだ追加点は、反撃を狙う千葉の出鼻をくじくには十分過ぎた。
「トレーニングから宮阪選手が良いボールを蹴ってくれていたので、合わせるだけだった」と振り返る高崎だが、その9分後にもFKからのチャンスを生かす。一気呵成の2得点で、第3節・岐阜戦で早い時間での交代となっていたその悔しさを晴らした。
その後も、高い位置をとる千葉GK佐藤優也のポジショニングも見ながら、遠目から狙うことで、ハットトリックへの貪欲な姿勢を見せた。「やはりシュートを打たないことには得点チャンスも生まれないので、積極的に打っていこうと考えていた。今後もどんどん狙って、ゴールを取っていきたい」と晴れやかな表情。今節・名古屋戦でも、背番号9の得点に期待したい。
(松本担当 多岐太宿)
2017/03/23 19:15