今節はホームで長崎と対戦する松本。連勝とホーム初勝利を目指すべく選手たちは燃えているが、なかでも北井佑季と長沢駿には秘める思いがある。
「町田時代からJFLで長崎と対戦しているが、特に苦手という印象はない。ただ、昨年一緒にやった幸野と下田がプレーしている」と語るのは北井。幸野・下田ともに長崎の主力として活躍中。プレースタイルはチームメートだっただけに知り尽くしている。その能力を認めているからこそ、「負けたくない」と話す。
また、一昨年熊本でプレーした長沢にとって高木琢也監督は「熊本時代にお世話になった」と感謝の言葉を口にする恩人。「調子が良くなくても自分を信頼して使ってくれ、熊本でJ初ゴールを記録できた」。高木監督に成長した姿を見せたい、何よりゴールをあげて松本サポーターと喜びを分かち合いたいという思いは強い。
長崎戦はこの2人のプレーに注目だ。
(松本担当 多岐太宿)
2013/03/22 20:26