磐田から金沢に期限付き移籍中の石田崚真が、J2第1節・愛媛戦に右SBとして先発出場。金沢デビューを果たした。
石田は「もうちょっと最初から落ち着いてやれば良かったというのが反省点。それでも、クロスの数は多かったと思う。上がる回数も多くはなかったが、普通くらいにはできた。次の試合はもっともっと駆け上がってクロスを上げて、最初から落ち着いてプレーしたい」と試合を振り返った。
対面の相手が再三再四ドリブルでしかけてくる中、石田は懸命に対応していたが、「緊張というか、『やろう、やろう!』という感じになってしまった」こともあり、表情に余裕がなく、いっぱいいっぱいという様子だった。
石田について柳下正明監督は「多少緊張していたのかもしれない」としながらも、「本当は石田ももっといけるんだけど、(緊張で)頭の整理が付かなかった。良い経験だよ。後半は何度か、チャンスと見てクロスを上げていた」と話した。
「めっちゃクロスを上げたかったので、なるべく上がるようにしていた。上がり過ぎて、守備でやられている部分もある。そこはしっかり修正しないといけない。次は改善できていると思う」(石田)。
金沢を修業の地に選んだ攻撃的SBは、早速、経験を成長につなげていく。
写真:野中拓也
(金沢担当 野中拓也)
2017/03/01 18:50