ACLに参戦している柏はナビスコカップのグループリーグを免除されているため、公式戦がなく、日々の練習でチームを強化している。
その中で今週の柏が意識的に取り組んだのは“フィニッシュ”。J1第3節・仙台戦を決定力不足で落としたことから、指揮官からのミーティングでの話もフィニッシュについての言及が多かったという。
「ミーティングでは、仙台戦のパフォーマンスのボリュームを落とさずに、あのようなゲームを勝ち切ること、そして足りなかったフィニッシュの部分での話があった。今週は全員がゴールへの意識を持った週になっている」と大谷秀和。
フィニッシャー役である工藤壮人も、「シュート練習で1本1本を大事に自分の感覚を見直す期間にあてた」と話している。
23日には関西大との練習試合を予定している柏。工藤が「出場したからにはFWとしてどんな試合でも結果を出す」と語るように、関西大戦では今週の練習の成果が問われている。
(柏担当 郡司聡)
2013/03/22 19:30