1日遅れの始動となった2017年の甲府に“ビッグ”なプレゼントが贈られた。
1月8日午後から9日朝にかけて降った雪で9日の初練習がキャンセルとなり、練習開始が1日遅れた甲府。甲府市内はまだ雪が残っているために会場を韮崎中央公園に移して行われた全体練習では、谷真一郎フィジカルコーチのボールを使ったエンジョイサーキット系メニューを楽しみながらこなし、吉田達磨新監督は全体を見渡せる場所から選手の様子を確認していた。
練習前にはスポンサー企業の一つである不動産会社「角一」の杉原一彦社長から吉田監督にタクティクスボードが贈られた。これは通常サイズの約2倍の大きさで非売品。事務用のボードをベースに特注されたボードで、フルコートのラインが書かれているタイプやセットプレー用など、4種類を各2枚、8枚のセットで3度目の寄贈となる。
ビッグスポンサーや母体となる企業はなくとも、中小のスポンサーや個人がそれぞれのやり方でチームを支えてくれるのが甲府。今季もチームと地域、ファン・サポーターが一体感を出して昨年以上に厳しい2017年の荒野に踏み出した。
(甲府担当 マツオジュン)
2017/01/10 20:18