欧州で研修中の渡邉晋監督(写真右)と小林慶行コーチ(写真左)が、現地時間17日にブンデスリーガのシャルケvsフライブルクを観戦した。
渡邉監督と小林コーチはヘルタ・ベルリンをはじめ、ドイツ各地でブンデスリーガ所属クラブの練習を見学するなどして勉強を続けている。たまたま、ドルトムントの一般公開日というタイミングで、練習を見学することもできたという。
そして現地時間18日に、今度はボルシアMGの練習を見学したあとの渡邉監督と小林コーチが、メンヘングラードバッハの町(写真はその中央駅前)で取材に応じた。
二人は練習などの見学だけでなく、17日には、ゲルゼンキルヒェンで内田篤人の所属するシャルケとフライブルクの試合を観戦した。残念ながら内田はメンバー入りしなかったが、けが人が多いチーム状態でシャルケが見せたプレーから、多くのことを学んだという。「アウェイのフライブルクが守備的な戦い方をしていたのに対して、シャルケが3バックのシステムを組んでどのように崩そうとするかが、特に参考になった」と渡邉監督。11月の練習では[3-4-3]にもトライしていたこともあり、今後に向けたヒントを得た様子だ。
また、小林コーチが「スタジアムでの試合の見せ方、会場の雰囲気などが素晴らしかった。Jリーグがこのレベルに持っていくためにすべきことについても、考えさせられた」と振り返ったように、プレー以外の環境面でも、学ぶことは多かったようだ。
(仙台担当 板垣晴朗)
2016/12/19 13:15