浦和のペトロヴィッチ監督が岡田武史氏との対戦を熱望した。
28日、チャンピオンシップ決勝第1戦前日の記者会見に臨んだ浦和のペトロヴィッチ監督は、鹿島戦のポイントについての質問に答えている中で、突如「今日のエル・ゴラッソの記事の中に」と話し始めた。
ペトロヴィッチ監督が気に留めたのは、本日発売(一部地域は29日発売)のエル・ゴラッソに掲載されているCS決勝第1戦について語る岡田武史氏のインタビュー。
ペトロヴィッチ監督は「岡田さんが非常に詳しい分析をされていたので、明日のゲームはわれわれにとって非常に難しくなるかもしれない」とすると、「非常に興味深い内容の記事だったが、一度、岡田さんと対戦してみたいという気持ちが生まれた。彼が準備していたものと戦うことによって私自身も学び、成長できると思う」と話した。
ペトロヴィッチ監督は06年に広島の監督に就任し、岡田氏は06年8月に横浜FMの監督を辞任。その間に対戦はなかった。
98年、10年とW杯2大会で日本代表を率い、横浜FMでは二度のJリーグ王者に輝いた岡田氏だが現在はFC今治のオーナーとして活躍し、監督業からは身を引いている。両者の対戦はこの先、実現することはあるのだろうか。
(浦和担当 菊地正典)
2016/11/28 18:03