週末に岡山とのJ1昇格プレーオフ準決勝を控える松本に、冬の洗礼だ。関東甲信越では24日未明から降雪となり、練習場の松本市かりがねサッカー場も翌朝には10センチ近い積雪。
そこで午前に行われる予定だったチーム練習を急きょ午後に変更し、チームスタッフやクラブ社員、練習施設の管理職員など35名で、人工芝グラウンドの雪かきを実施。水を含んだ重い雪に苦闘しつつも人海戦術による雪かきで、練習も可能な状態に。これには反町康治監督も「皆さんのお陰で、感謝している」と話していた。
午後には再び雪が散らついたものの、選手たちはメニューを消化。練習の最後には反町監督から、近隣の温泉施設などで体を温めるようにとの指示も飛んでいた。幸いにも翌日には市内道路の雪も少なくなっていたが、試合当日の松本市の天気予報は「曇り一時雨か雪」。雪の舞う中での試合となる可能性もあり、もしかしたら練習の成果を出せるかも?
(松本担当 多岐太宿)
2016/11/25 14:29