本日23日、北九州のDF多田高行の現役引退が発表された。北九州がJ2昇格した初年度の2010年、鹿屋体育大4年生だった多田は特別指定選手としてJリーグデビューを果たすと、計7年を北九州でプレーしてきた。
これからについて「プロのサッカー選手になるということとは別のもう一つの夢を追いかけて新たなスタートを切ります」と言い、「北九州には普段の生活も含めて良い思い出しかありません」と7年間を振り返った。
ただ在籍年数が多いだけに、J3への降格を本当に残念に思っている様子で、「ギラヴァンツには特別な気持ちがあるので、力になれなかったことが悔しいですし、とても残念です」と唇をかむ。しかしすぐに顔を上げて「(鹿屋体育大の)後輩がいるので彼らに託します」と、小谷健悟と福森健太(鹿屋体育大からの特別指定選手)の活躍に期待すると話した。
新たな夢をつかんでどこからかそこでの活躍のニュースが耳に入ってくることを期待し、待ちたい。“多田ちゃん”、お疲れ様でした!
(北九州担当 島田徹)
2016/11/23 23:30