前節・山口戦で2-0と勝利し、群馬がJ2残留を確定させた。
群馬の試合前に開催された北九州vs町田、金沢vs千葉の試合は、北九州と金沢がそれぞれ敗れたため、群馬が勝利すれば残留が確定する条件だった。
群馬は、高橋駿太、瀬川祐輔のダブルエースのゴールによって2-0で快勝した。服部浩紀監督は「群馬のサッカーの火を消すわけにはいかなかった。今後もチーム、サポーターが一つになって戦っていくことが必要だ」と語った。
松下裕樹は「残留が決まったことは良かったが、残留争いに甘んじてしまったことは不本意。残留争いのプレッシャーではなくて、昇格争いの刺激の中でプレーしなければいけない」と、今季の現状を悔やんだ。
服部監督体制2年目の群馬は、この勝利で15位に浮上。降格の危機から抜け出したチームは、残り2試合、徳島戦、岡山戦でランクアップを狙う。
(群馬担当 伊藤寿学)
2016/11/09 07:10