磐田の太田吉彰は、22日のJ1・2nd第15節・名古屋戦のピッチに立つと、J1通算300試合出場を達成することになる。
「いいときも悪いときもあったけど、ここまで来られたのは色々な人のサポートのおかげ」と周囲への感謝を口にした。そして「節目の試合なので、記念にできるよう勝ちたい。自分自身はどんどん前に行って、結果を残せれば」と意気込みを述べた。
円熟のときを迎えている太田だが、自身のプレースタイルは若いころと大きく変わっていない。その中でさまざまなものを肉付けしてきた。
「基本的にはブレずにやり続けてきた。ただ昔より守備にも重点を置けるようになっている。経験も多いぶん、周りをサポートするようにもしている」
その中で、もう一度”思い出したい”プレーが、得点に絡む動きだという。
「昔のようにゴール前での仕事ができるようになれれば、もっともっといい選手になれると思う。いまはそれを心がけている。常に頭にインプットしていれば、疲れたときでも自然と動けると思う」
J1残留に向け、名古屋戦は「今季一番大事な試合。絶対に負けてはいけない」と話す太田。重要な一戦で、プロ15年目のベテランはどのようなプレーを見せるだろうか。
(磐田担当 青木務)
2016/10/21 14:12