新潟は群馬県・嬬恋でのキャンプ3日目となる13日、嬬恋村運動公園陸上競技場でJAPANサッカーカレッジと練習試合を行った。試合は30分×4本で、鈴木武蔵と野津田岳人がそれぞれ2ゴールを挙げるなどして、7-0で勝利を収めた(1本目1-0、2本目1-0、3本目3-0、4本目2-0)。
1・2本目に右サイドハーフとして出場した鈴木は、端山豪との好連係が光った。二つのゴールはいずれも端山のラストパスから。1点目は相手DFの背後をとった端山からの浮き球パスにヘディングでゴール。2点目はスルーパスを右足で決めている。鈴木は「試合中に(端山)豪と話しながら、連係はいい形ができた」という手ごたえとともに、「まだ決められるところがあった」と反省も忘れなかった。
同じく2点を挙げた野津田は、3本目でFW、4本目で右サイドハーフとして出場。「奪った後に切り替えて攻撃へパワーを出すこと、ゴールすることを心がけて試合に入ったので、結果を出せてよかった」と振り返っている。
練習試合はキャンプ最終日の15日にも行われる予定(対戦相手・試合とも非公開)。J1残留という目標に向け、新潟らしいアグレッシブさを徹底すると同時に、勝ち点を確実に取るための守備にも取り組んでいる。貴重な実戦の場で、積極的なトライと改善を試みながら、次節・浦和戦に向けて準備を進める。
(新潟担当 野本桂子)
2016/10/14 10:02