群馬のエース・瀬川祐輔がゴール量産態勢に入っている。前節のJ2第34節の千葉戦では後半25分、右クロスを胸トラップしたあとに左足のボレーで豪快にゴールネットを揺らして今季11点目を決めた。
瀬川は天皇杯開催によるリーグ中断を挟んでJ2第28節から第34節までの7試合で5ゴールを決め、J2得点ランク9位タイにつけている。大卒ルーキーは当初の目標を10ゴールに設定していたが、シーズン途中に15ゴールへ上方修正。
残り8試合となったいま、15ゴールまであと4得点。15ゴール到達も夢ではなくなってきている。瀬川は「1試合1試合、チームの勝利のためにプレーするだけ」と平常心を保つ。8日に迫った今節・熊本戦へ向けて「熊本はキャンプで行った場所。2月のテストマッチ(仙台戦)ではJリーグのレベルに驚いたが、いまは試合を重ねることで、成長できている気がする。この8カ月間の成長を見せたい」と話す。
瀬川は今季、明治大から群馬へ加入。開幕当初は2列目で起用されていたが、初夏以降はFWとして前線に配置され、ストライカーの役割を果たしている。
(群馬担当 伊藤寿学)
2016/10/07 19:05