5日に行われるルヴァンカップ準決勝第1戦・G大阪vs横浜FM戦では、双方がW杯アジア最終予選に招集されている選手を欠く。
現在、絶好調でリーグ戦の前節・甲府戦でも2得点を叩き出している横浜FM・齋藤学の不在は、守備の要であるGK東口順昭とオ・ジェソクを欠くG大阪にとっては朗報のはずだが、長谷川健太監督は逆に相手の団結心を警戒する。「齋藤のような選手がいなくなったときに逆にチームがまとまる。ウチも昨季、(宇佐美)貴史が代表でいなくなり、代わりに出た選手がすごく頑張って決勝に駒を進めた。齋藤が代表に入ったかどうかは次の試合に関係ない」。チームの総合力が問われるルヴァンカップだけに、代表組不在をカバーし切ったチームが決勝への切符を手にすることになりそうだ。
(G大阪担当 下薗昌記)
2016/10/04 15:20