30日、京都の染谷悠太が30歳の誕生日を迎えた。練習が非公開だったため、誕生日当日にサポーターから祝福を受けることは残念ながらなかったが、練習後の取材で人生の節目を迎えた胸中を明かしてくれた。
プロサッカー選手として歩んできた20代を、「駆け抜けた感じもしないけど、だからと言っておざなりにしていたわけでもない。そのときそのときで必死でした」と振り返った染谷。
プレーヤーとしては、いまがもっとも脂がのる時期。これからのサッカー人生については、「良い意味で日々を楽しんでいきたい。試合に勝ってチームを良い状況にすることもそうだし、個人のレベルを一つ、二つ上げていくこともそう。真剣にやるからこそ出てくる楽しみを、追求しながらやれればと思う」と、“楽しさ”をキーワードにイメージを描いている。
(京都担当 川瀬太補)
2016/09/30 20:21