柏の中山雄太が、10月1日に控えるJ1・2nd第14節・湘南戦、そして13日からバーレーンで開催されるU‐19・AFC選手権への意気込みを語った。
今節・湘南戦は、チームにとっても2ndステージ優勝へ向けて重要な一戦。首位・浦和と3位のG大阪が、2位の川崎Fと4位の神戸がそれぞれ直接対決を迎えることもあり、柏が湘南に勝利すれば必然と上位陣との勝ち点差は縮まる。中山も「まずは湘南戦に向けて良い準備をしていきたい。チームとしてもしっかり勝って、次につなげられれば」と話す。
その上で、5大会にぶりとなるU‐20W杯の出場権獲得に向けて、主軸として臨む大会については「どうしても考えないようにもしていたけど、歴代の選手が(U-20W杯に)行ってないぶん、自分たちが行きたいというのはあるし、行ったら評価もされると思う」と述べ、さらに「自分たちは直接(東京)五輪につながる世代。(U-20W杯に)行けないと(東京)五輪を不安に思われるかもしれない。より結果にこだわらないといけない大会だと思っている。大会が始まったら(出場権を)もぎ取れるように頑張りたい」と抱負を述べた。
今季、柏ではCBのレギュラーの座をつかみ、チームに大きく貢献してきた。その一方で、東京五輪世代の中心選手として数多くの海外遠征をこなすなど、『二足のわらじ』を履いてきた若武者が、「リーグ制覇」と「U-20W杯の出場権」という二つの大きな獲物に挑む。
(柏担当 須賀大輔)
2016/09/30 20:15