中2日の過密日程での前日練習は岐阜戦に向けての確認作業に多くの時間を費やした。実戦を想定したフォーメーション練習ではこれまでの先発から多くのメンバーを変えて試す形も行うなど、選手個々のポジション内での競争意識をあおらせる場面も見られた。
ポジション争いについて石丸清隆監督は「ピッチに立つことに選ばれているという意識を持ってもらいたいし、高いレベルでの切磋琢磨をしてほしい」と競争が成長につながることをアピール。それは選手たちの意識にも浸透しているようで、チーム内でも最も実績と経験のある吉村圭司でさえ「自分も100%でやらないと試合に出られない」と大きな危機感を持って練習に取り組んでいる様子。
この競争意識の積み重ねが、チーム力の底上げにつながっていく。
(愛媛担当 松本隆志)
2013/03/19 18:56