先日、AFCのオフィシャルサイトでロシアW杯アジア最終予選の登録リストが公開され、千葉の長澤和輝もメンバーに名を連ねていることが判明した。
そのことに関して、チームをけん引する背番号10は「ありがたいとは思いますけど、チームでやれることをやるしかない」と、まずはチームで活躍することが重要であると語った。今回の登録に関しては事前に連絡があったわけでもなく、昨季までプレーしていたドイツのケルン時代にも特に話があったわけでもないとのこと。そのため、選出理由に関しては本人にも分からない。ただ、自身のアピールポイントに関しては、「いまはボランチをやっているので、攻守に絡んでいるところ。チーム状況によって役割も違うけど、そこで結果を出していけば、次につながると思う」と意気込みを語った。
また、1対1の強さも長澤の魅力。特に球際の強さは日本人選手の中でも屈指のレベルを誇る。そのことについては「1対1は代表がどうとかではなく、チームに必要なこと。良さだと思っていただけているのであれば、それをチームで出していけるように、貢献できるようにやっていきたい」と話した。
あくまで今回は大枠のリストのため、今後の代表入りはクラブでの活躍が絶対条件になる。まずは千葉をJ1昇格に導く活躍を見せ、ヴァイッド・ハリルホヴィッチ監督にアピールをしたい。
(千葉担当 松尾祐希)
2016/09/07 18:00