9月3日に天皇杯2回戦・岡山戦を控える札幌。
今季のJ2リーグ戦で札幌が首位にいる要因として「試合に出ている選手と、そうでない選手との温度差がない」と都倉賢が挙げるように、岡山戦に向けても多くの若手選手が意欲的にアピールをしている。3-0で筑波大に勝利した1回戦については「内容としては物足りない」と四方田修平監督は評したが、「2回戦でチャンスがあれば、次はより質の高い試合を見せたい」とGK阿波加俊太は言い、「連係もより高まるので、2回戦ではもっと良い内容を見せられるはず」とDF櫛引一紀も意気込む。
その翌週にはリーグ戦も再開するため、直近のリーグ戦から先発全員を入れ替えた1回戦ほど、多くの選手にチャンスが回ることはないかもしれないが、「練習でのアピールを見てメンバーを決めたい」と指揮官は選手にさらなる競争を促す構えだ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2016/08/31 17:51