前節、C大阪と敵地で激突した松本。2位と3位の直接対決ということもあってキンチョウスタジアムまで約2,000人の松本サポーターが駆けつけた一戦は、前半終了間際のパウリーニョのミドルシュートによる虎の子の1点を守り切って勝ち点3を手にした。
後半は地の利あるC大阪に主導権を掌握されたが、チーム全員が守備に奮闘。パウリーニョは足をつらせるほど奮闘し、前線からの守備を怠らなかった高崎寛之は試合終了直後にその場にしゃがみ込んだほどだった。
もちろん最終ラインも体を張ってゴールを死守。82分には山口蛍のシュートを、GKシュミット・ダニエルが好反応を見せて得点を許さず。その大ピンチについてシュミット本人は、「あの場面は体が勝手に動いた感じ。ナイスセーブするときはそういうもの」と振り返っていた。
今節相対する山口とは前回対戦時(第5節)で自身のミスも絡んで3-3のドローに終わったこともあり、「山口のサポーターにも自分がこれだけできるんだというところを見せたい」と意気込みながら、維新の地へと乗り込む。
(松本担当 多岐太宿)
2016/08/18 18:38