15日の練習後、第2節の横浜FC戦を振り返って小林伸二監督は、「ゲームの入りが硬くて、いきなり失点したけど、失点後は開き直ってボール回しを怖がらなくなった。ボールを下げずに前に入れることが出来た。しっかり相手を見て、自分たちがちゃんとしたポジションを取れば、十分に繋げる」と話した。
ボールが回り、縦パスが前に入りはじめた要因は、柴崎晃誠がボールに触る回数が増えたこと。複数人が絡みながら、柴崎が高い位置でボールを触って生まれた1点目は、理想的な形だった。
また、柴崎が高い位置を取って攻撃に専念できた要因は、守備で献身的に動いた青山隼の存在が大きい。
「晃誠くん(柴崎)を1つ前に出して攻撃をさせたいから、1つ後ろのスペースを埋めてコントロールして欲しい、ということを監督からも言われていた。役割がはっきりして、僕自身もやりやすかった」と青山は語る。
今節の北九州戦も、“柴崎・青山”のダブルボランチには注目だ。
(徳島担当 小田尚史)
2013/03/15 20:07