名古屋への来季加入が内定している宮地元貴(慶應義塾大4年)。3日には特別指定選手としての登録が完了したことも発表され、今後に向けての意気込みを語った。
今季の開幕前にも特別指定の打診があったという宮地。そのときは主将も務める大学でのプレーに集中するため見送っていたものの、8月は大学での大きな大会がなくなったこともあり、7月の下旬から名古屋の練習に参加していた。9月以降については、大学サイドと名古屋サイドでの話し合いにより、どちらでプレーするか決まるという。
宮地はボランチとCBをこなすプレーヤー。ここまでの練習参加を「もちろん大学よりレベルは高いですけど、コーチングなどのいままでやってきた部分、対人や球際などの持ち味が発揮できるなとも感じられたので、そこは自信を持ってやっていきたい」と振り返り、「試合に絡むことができる環境を与えて頂いたので、レギュラー陣を脅かすつもりでやりたい」と意気込みを語った。
なお、大学の先輩である武藤嘉紀(マインツ)との関わりも深いようで「いまも仲良くしてもらっています」とのこと。FC東京で一躍ブレイクを果たした先輩のように「名古屋で中心選手にならないとその先もないと思っているので、まずはこのクラブで活躍して絶対的な存在になりたいです」と誓っていた。
写真:内田浩嗣
(名古屋担当 村本裕太)
2016/08/04 12:13