7日にブラジル人FWキロスの加入内定を発表した京都。まだ正式契約は済んでいないが、18日の練習場には前日に来日したばかりのキロスが姿を見せ、ランニングなどで汗を流した。身長は195cm。グラウンドでもひと際目立つ巨人ストライカーは、J1昇格へ向けた切り札として期待が懸かる。
練習後に記者の取材に応じてくれたキロスは、「京都はしっかりとした目標を持っているチーム。それに貢献したいという気持ちがあって移籍を決断した。頭でもゴールは決められるが、右足のシュートも自分の武器。ペナルティーエリア内でのシュートが自分のストロングポイントなので、そういうシーンに注目してほしい。(今季の)残りは19試合だが、その中で多くの得点が取れれば良いね」とコメント。
また、石丸清隆監督は、「起用できるのは、早くても(31日の第26節・)C大阪戦からだと思う。彼の高さはチームにないものだし、武器にしていきたい。引かれた相手に対する戦術の幅も出てくると思う」と新戦力への期待を口にしている。
写真:川瀬太補
(京都担当 川瀬太補)
2016/07/18 16:32