16日、J2第23節で山形と対戦した金沢は1-0の勝利を収めた。これが今季4度目の白星。左SBとしてピンチの芽をつぶし、決勝点に絡んだ野田紘史が、ゴールシーンを振り返るとともに今後の巻き返しを誓った。
中美慶哉の決勝ゴールは金子昌広のクロスから生まれたが、相手の裏を突いた金子にパスを供給したのが野田だった。「マサ(金子)の動き出しもすごく良かった。監督からも相手の裏を狙うように、よく言われている。それがうまくゴールにつながって良かった。ゴールに直結するようなパスを出せたのは良かったが、その数をもうちょっと増やしたい」と、さらなるチャンス演出を狙う。
20位・北九州が勝ち点20、21位・群馬が勝ち点19、そして22位・金沢の勝ち点は『19』。最下位は変わらないものの、上との差は縮まった。「僕たちは勝たないと(上のチームを)抜くことはできない。相手どうこうもあるが、みんなあまり周り(他チームの結果)を気にせずに、自分たちに集中できている。新メンバーも入ってきて、チームはまだまだ良くなる。これからの後半戦、盛り返せる」と野田は今後に向けて意気込みを語った。
(金沢担当 野中拓也)
2016/07/17 19:11