うまかな・よかなスタジアムがまだ使えないため、8日のホームゲーム(J2第17節・金沢戦)は熊本からも近い鳥栖のホーム、ベストアメニティスタジアムでの開催となる。
鳥栖でプロデビューを果たした黒木晃平、鳥栖から期限付き移籍中の清武功暉にとっては、思い入れのある場所での試合だ。
「自分にとっては“もう一つのホーム”だし、リラックスした状態で臨めると思う。芝も短めなのでやりやすいと思います」と清武。
黒木にとっては、佐賀大在学中の2010年に特別指定選手としてJリーグデビューを飾った場所。「相手は北九州で、僕は前半の終わりに交代出場しました。0-1で負けていたんですけど、後半に3点取って逆転したんです。あの試合では自分もよく動けていたし、楽しかった記憶があります。本当はJ1に上がってあそこで試合をしたかったので、こんな形でまたベアスタで試合をするとは思っていませんでしたけど、うれしいです。鳥栖のサポーターの方には覚えてくれている人がいるか分かりませんけど(笑)、一生懸命やります」
ちなみに熊本はベアスタでのゲームは過去負けなし。熊本からも近いため、多数のサポーターも訪れるだろう。相性の良いスタジアムで、リーグ戦復帰後初勝利を狙う。
(熊本担当 井芹貴志)
2016/06/06 14:57