J2第11節・群馬戦で負傷し、翌節のアウェイ・長崎戦を欠場した山形の高木利弥は、週が明けた今週、全体練習に復帰している。
長崎戦では父・高木琢也監督との「親子対決」を本人も楽しみにしていただけに、直前の負傷でさぞ本人も残念がっているかと思いきや、「僕よりもみなさんのほうが残念がってると思います。そんな気にしてないです」とサバサバ。過ぎたことをいつまでもこだわる性格ではない。「またホームがあるので、そのときにできればと思います」と前向きに答えていた。ちなみに、父・高木監督とは試合後、すぐに連絡を取り合ったようだ。
その高木は復帰明けの練習を終え練習場から引き上げる際、運悪く(?)、囲み取材中の石﨑信弘監督の横を通り過ぎることになった。石﨑監督に「おい、頼むぞ。お父さんみたいになってくれよ。(父は)アジアの大砲だぞ」との叱咤激励に対し、「いや、全然タイプ違いますっ」と言いながら足早に去っていった。
(山形担当 佐藤円)
2016/05/19 18:30