徳島は8日に立命館大との練習試合(45分×2本)を行った。負傷の影響もあり今季ここまで出場機会のないカルリーニョス(写真)が60分間、長谷川徹が70分間出場し、ゲーム感覚をつかんだ。
宮崎キャンプで負ったけがの影響で別メニューが続いていたカルリーニョスにとっては復帰後初の試合形式。「ちょっと怖さがあったが、途中からだんだん慣れてきて、良い感じで終われた」と手ごたえを語った。試合序盤は硬さが見えたが、正確な中長距離のパスを通したり、強烈なミドルシュートを放つなど、徐々にらしいプレーも披露していった。「今日の試合に関してはできるだけ多くボールに触って、触った感覚で足の確認もしたかった」と、負傷した足の状況を見極めながらプレーした模様だ。
一方、こちらもキャンプでは別メニューが続いていた長谷川徹は4月18日の大阪学院大との練習試合が復帰戦だった。今日の試合後には「足は問題ない。前の練習試合より長くできたことは良かったこと」と振り返った。あとは、「これだけサッカーをやっていない期間があるのは初めてなので」と感覚を取り戻していく作業だけだ。
(徳島担当 柏原敏)
2016/05/08 20:11