震災が起きた熊本で、ボランティア活動など精力的に支援活動を行う熊本の巻誠一郎の言動に対して、西ヶ谷隆之監督は「非常に感心させられました」と感想を語った。
22日の練習後の囲み取材が終わると、西ヶ谷監督は「それにしても」と切り出し、「今回の巻選手の言動は本当に素晴らしい」と称え、「あれだけの被害を受けて、チームも活動できない状況にもかかわらず、自ら立ち上がって率先していろんな活動を行っている。非常に感心させられました」と思いを口にした。
また、今後の熊本への復興支援について西ヶ谷監督は「常に考えていきたい。17日にクラブとして募金活動を行いましたが、今後も活動を継続してやっていきたい」と考えを述べた。ただ、それも 「巻選手の行動によって、あらためてそういう気にさせられました」と語った西ヶ谷監督。「なかなかできることではないですよ」と感心しきりだった。
(水戸担当 佐藤拓也)
2016/04/23 07:00