仙台は14日から熊本県など九州で発生した地震の被害に対し、クラブと選手会で義援金を送るとともに、義援金募金をホームゲームで行う。
14日に熊本県熊本市で大規模な地震が発生して以来、今なお九州各地で大きな余震や関連地震が続いており、被災地は大きな被害を受けている。仙台はこれを受け、まず15日に株式会社ベガルタ仙台として50万円の義援金を熊本の運営会社・株式会社アスリートクラブ熊本を通じて被災地に送った。そして同日に、仙台のチームスタッフと選手会でも義援金を募り、後日のトップチームとレディースチームのホームゲームでの募金と合わせて被災地に送ることを決定した。
蜂須賀孝治選手会長(写真)は「現地の情報を把握したうえで、一刻も早く支援することが必要と感じ、今回の活動をすることになりました。自分たちも(東日本大震災を)被災した者として、交通路が壊れて孤立した地域があることなどの大変さや、避難生活が長く続くことの厳しさを少しでも和らげられればと思います」と今回の素早い対応について話した。
なお、現在募金活動が予定されている仙台ホームゲームは、以下の通り。
4月20日 Jリーグヤマザキナビスコカップグループステージ第4節・福岡戦(トップ)
4月23日 プレナスなでしこリーグ1部第5節・INAC神戸戦(レディース)
4月30日 明治安田J1・1st第9節・鳥栖戦(トップ)
(仙台担当 板垣晴朗)
2016/04/19 13:00