左前十字靱帯損傷で昨年8月より離脱していたペク・ソンドンが12日、完全合流。ミニゲームで巧みなループシュートを決めるなど早速存在感を見せた。
左足の状態は「80パーセント以上」(同選手)。「まだ瞬間的な不安はある」としながらも、「痛みやぎこちなさはありません」と笑顔で練習を振り返った。
リハビリ生活では筋トレにも励み、体重を1キロ増量させるなどさらにパワーアップして全体練習に帰ってきた。
「休んでいた分、いいプレーを見せたい」とペク。
加入1年目の昨季はU-23韓国代表としてロンドン五輪で銅メダルを獲得したが、帰国直後の練習で負傷。昨年はリーグ戦の出場は12試合にとどまっただけに今季に懸ける思いは人一倍強い。韓国人アタッカーの復帰で前線の定位置争いはさらに激しくなる。
(磐田担当 南間健治)
2013/03/12 21:39