今季栃木から水戸に移籍してきた湯澤洋介がはじめて水戸の一員として挑む北関東ダービーについて意気込みを語った。
昨季までの北関東ダービーについて、「栃木時代、水戸に勝つことができなかった。水戸は強かった」と、開催されて7シーズン中6シーズンで優勝を飾っている水戸の強さを率直に認めた。だからこそ、湯澤はダービーに向けて並々ならぬ闘志を燃やす。「自分が来て勝てなくなったと言われるのは嫌。勝つために戦う」と気迫をみなぎらせた。
今季は栃木がJ3に降格してしまったため、水戸と群馬の2チームで行われる北関東ダービー。10年以上ライバルとしてしのぎを削ってきた2チームの対戦に対して、「クラシカル」という文言も付け加えられた。栃木で生まれ育ち、いまは水戸で戦う、“北関東を誰よりも知る”男のプライドが水戸を再び王者へと導く大きな力となることだろう。
(水戸担当 佐藤拓也)
2016/04/03 00:31