歴史的大勝にもかかわらず…
マラガ対アトレチコ・マドリーは首位が降格圏にいたチームに0-1で敗れた。それでも“番狂わせ”と呼べないのは、アトレチコ・マドリーのしぶとく守り勝つサッカーが常に接戦で綱渡りのものであったからだ。首位のチームが弱いわけがない。しかし、FWジエゴ・コスタを擁して堅守と攻撃力を両立させてリーグ制覇を成し遂げたチームとは、明らかに違う。あの13-14シーズン、第16節を終えた時点の得点は43、失点は9だった。それが今季は得点が22で失点が8。本来ウインガーであるFWアントワーヌ・グリーズマン頼みの今季は、得点力が半減しているのだ。FWフェルナンド・トーレス、FWジャクソン・マルティネス、FWルシアーノ・ビエットらセンターFWの奮起がなければ、今後も取りこぼしは避けられないだろう。
激しい当たり合いでディエゴ・シメオネ監督のチームに引けを取らなかったマラガは上向きだ。決勝点は“この人でなきゃ誰?”という感じの、マラガの全得点の半数(5点)を叩き出して勝ち点10ポイントを稼いでいるシャルレスだった…
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(BLOGOLA編集部)
2015/12/25 10:12