仙台は26日に天皇杯準々決勝・柏戦を迎える。明治安田J1では年間順位が14位と不本意な成績で終わっただけに、天皇杯では第89回のベスト4を越えて最後まで戦うために、士気を高めている。
「個人としてもチームとしても、戦う準備ができていると感じています」とは、キャプテンの富田晋伍(写真中央)だ。柏のパスワークを警戒するとともに「前から奪いにいく守備と、後ろでブロックを組む守備とでメリハリをつけた戦い方が大事。できるだけコンパクトに守備も攻撃もしたい」と展望する。
試合会場は、普段からホームとして使用するユアテックスタジアム仙台だ。リーグ戦ではホームでわずか5勝しかできず苦しんだが、同所では今季最後となる試合。富田も「なかなか思うような結果を出せなかったけれど、今季やってきたことをユアスタでしっかり出したい」と意気込んでいる。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/12/24 18:03